簡単な英語で書かれたジョークエッセイ集

My Humorous Japan
My Humorous Japan
著者:Brian W. Powle (ブライアン W. ポール),出版年:1991,出版社:NHK出版


内容と感想
  単語制限はないけど、平易な構文と語彙で書かれた本で英語多読にむいています。そういう意味ではAmerican Pie(□8月31日の日記へ)と似ていますが、ちょっとこちらの方が英語としては難しいかな。Penguin Readers のレベルでいうと、だいたいlevel 2から3の間くらいだと思います。
  実は、内容がイギリスと日本の文化や考え方の違いについて書かれている点でも、American Pie(□8月31日の日記へ)と似ています。でも、こちらの考察の方がふざけていて、なんとなくジョーク風にまとめられています。



良い点

  • 平易な単語と構文で書かれていてとても読みやすい。
  • 本の作りが洋書のペーパーバックと同じなので、何となく英語ができるようになった気分がして、やる気がでる。
  • 小さい漫画の挿絵がクレイジーな感じがおもしろい。

悪い点

  • 巻末にわかりにくい表現の解説があるが、本文から参照するのが面倒くさい。本文中にこの表現には解説があるということを示す記号を付けて欲しかった。