メール処理となべのアク掬いの感覚が似ている

鍋のアクをすくっている感じがした。
豚肉と野菜を入れた鍋とかで浮いてくるアクを掬っているときのあの感じ。


本当に鍋をしてたわけじゃない。
昼間に電子メールの処理をしているときだ。


毎日2−3時間はメールの処理をしている。
内容はいろいろ。
出張日程の調整、仕事の完了のお知らせ、仕事依頼、飲み会の連絡、
会議の調整、こみいった質問、昔の先輩からの愚痴、前に会合で会った人からのメール、。。


基本的に、淡々とやる。
それぞれ無視するとまずい大事なことなのは分ってる。
だから返事を書く。


でも、何か核心に迫っていない感覚がある。
3時間も仕事をしたらソコソコあってよいはずの満足感が無い。


メールの返事を書いた後は、
「よし、一仕事終わったっ。」ではなくて、
「ふー、ようやくこれから仕事だ」という感じがする。


ひとつずつが薄っぺら。
やってもやってもキリが無い感じ。
かといって、やらないと大事なものが台無しになる。


そういう感じが鍋のアクすくいなのか。