般若心経をサンスクリット語で聴く

般若心経が日本語、チベット語サンスクリット語で読まれたCDがついている。

CDB声に出して読む般若心経 (アスカカルチャー)

CDB声に出して読む般若心経 (アスカカルチャー)

なんといってもサンスクリット語は般若心経が元々語られたときの言葉なので興味があって買った。
  日本語はリズムが平坦でつまらない。
  チベット語は早口むにゃむにゃ。
  サンスクリット語は韻を踏んでいてもっともリズミカル。
というのが感想です。

日本のお経も元をたどれば、サンスクリット語の「音」を写し取っただけの感じも多々あるそうです。そもそも般若という言葉もそういう言葉の一つらしいです。
ということで、サンスクリット語での般若心経はなかなか素敵。あんまり聞き取れないけど、「ナ」という音で頭韻っぽくなってたりするのは分かります。
クライマックスのギャテーギャテーハラギャテーもサンスクリット語だと、何とも言えない抑揚のついたリズムがあって耳からウロコでした。