知的財産を独占するのは変じゃないか?

一太郎のヘルプシステムが松下の特許を侵害しているとの判決があったらしい。
「知的」な発見を「物質的」な金銭に変えようとする根性が何となくむかつく。


http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0201/just2.htm


最近、知的財産とか特許とかはやりだけど、そんなことに個人や会社の権利を主張しすぎたら文明の発展を阻害する気がする。だって、文明はすべて知的財産の上に成り立ってる気がするんです。例えば、ゼロという数字や積分記号だって知的発明といえるわけです。もしゼロの発見者が特許権とか著作権を主張したら、すくなくとも数十年はその計算手法の進展が「独占」によって阻害されることが想像できます。その思考技術からもたらされる恩恵も「独占」によって阻害されます。
ということで、知的財産は共有しましょうね。松下幸之助様が泣きますよ。