久夛良木社長の真意はどこにあるのか?
いまさら久夛良木さんの爆弾発言の矛盾をついても仕方ないですが、
今回のはPS3の核にふれる部分の失言だとおもいます。
【Q】 ネットワークコンテンツが浸透するにはどれくらいかかると思うか。
【久夛良木氏】 そんなに時間かからないと思う。ネットワークが当たり前になって、つながるインフラが当たり前になって。1年〜2年たったら当たり前と皆思っていると思う。【Q】 最終的にはPLAYSTATIONもネットワークのクライアントになるかもしれないけど、中期的には光学メディアでの配布が必要と考えているのか。
【久夛良木氏】 家庭用のTVで、これから2K1K(フルHD解像度)が表示できるようになる時に、それを十分楽しめるだけのビットコンテンツがサーバ側にあるという世界はまだちょっと難しい。だからBDは配布メディアとしては十分存在できる。
上の質問の返事では、
「ネットワークコンテンツ(e-distribution)が1年〜2年たったら当たり前」
といっているのに
下では、
「家庭用のTVで、フルHD解像度が十分楽しめるだけのコンテンツがサーバ側にあるという世界はまだちょっと難しい。だからBDは配布メディアとしては十分存在できる。」
と言ってます。
ということは、
プレステ3の目玉でもあるBD(ブルーレイディスク)の寿命はたった1−2年ですか?
ネットワークの発展に関する将来の予測は難しいです。
でも、ある予測のもとに矛盾のない戦略はとるべきでしょう。
いったい、このままでは久夛良木氏が妄想している未来が実現しても
プレステビジネスは失敗するのではないかと思ってしまいます。