時間をかけてでも上機嫌の作法を身につけるか。

上機嫌の作法
上機嫌の作法→

いきおいにのって齋藤孝本を読みました。ネットで評判がよかった上機嫌の作法。


うーん、メッセージは明確でたしかにためになりました。なんというか、自分も最近社会性が出てきたというか、初対面の人とかに上機嫌にしないといけないかなと思っていたのでタイムリーな内容でした。


印象に残ったのは、齋藤孝さん自身の体験↓
「他人に対する罵詈雑言を最も得意技とする私が、とてつもない不機嫌な時代を乗り越え、実際に自分で上機嫌をわざとして身につけた。」


本書に不満があるとすると、「不機嫌だったときに被ったさまざまな弊害」の具体例が語られていない点かな。


しかし、齋藤孝さんをはじめとして、「上機嫌を技化している」人って、たまにいますよ。たまにっていっても今まで10人も知らないけど。5人は知ってる。みんなアカデミックな業界の人です。

なんとなく、アカデミックな業界にいるとそういう方向に突っ走る人がいるのかな?と漠然と思っていました。なんか、この本を読んで「ああいうおじさん達の頭の中身」がすこし分かった気がします。