ゴッドサイダーは炭酸ジュースじゃないよ

ゴッドサイダー 1 (集英社文庫(コミック版))

コンビニで売ってるゴッドサイダーの廉価版を読み終えた。上中下の三冊。たぶん小学生の頃に読んだ記憶があって、すごくこわいような意味が分からないような、
それでいて記憶には残っているヘンな漫画。

だいぶ時は流れましたが、おもいがけずコンビニで見かけて再読したわけです。
密教？西洋の悪魔絵？の影響をうけた強烈なキャラデザイン。
上巻ではこんな漫画、小学生が読む少年誌に掲載していいの？という感じの残虐セクシーシーン満載。
そんな作者のほとばしる個性を感じるシーンは、作者の回心かPTAの反対か！？、、急激におとなしくなっていきます。。。

最後の方は、当時のジャンプにおなじみの崩壊路線ではあるけど、それなりのまとめを見せてくれます。ストーリーが崩壊するのが先か？地球が崩壊するのが先か！？とドキドキしながら読めました。

宗教的な思想の深さでいうなら、宗教漫画最高峰の祝福王にはとうてい及びません。最大の売りはキャラデザインだとおもいます。絵が面白い。甲冑がかっこいい。やや宗教的北斗の拳？のようなノリについてこれるなら面白いと思います。

祝福王 (1) (MF文庫)